ぷちエッセイ5 涙をふいて、また泣こう。

2010年3月3日水曜日

エッセイ

泣く。涙って、不思議ですね。

今までどこに貯蔵されていたの?ってくらい、大泣きすると流れる大粒の涙。

「ひょっこりひょうたん島」の歌、タマはつらくて落ち込むと口ずさみます。

♪苦しいこともあるだろさ・・・・・だけどぼくらはくじけない~泣くのはいやだ笑っちゃおう♪

だけど、歌うと泣いてしまうのです。

もっと泣いてしまう。

一人で歌っているのに、「ぼくらは」と歌います。そこで気がつきます。


あなたは一人じゃない。

私は一人じゃない。

今度は、それに気づくことができて泣くのです。


子どものように、すべてさらけ出して泣くことができなくても。

静かに、穏やかな海の波のように泣くこともできます。

家族の前では泣けないことがほとんどです。タマもです。

だから、静かに、静かに泣きます。

泣ける映画を見て、映画のせいにして違うことで泣くことも、タマはよくします。

そして、自然と涙が止まります。

そうなるとそれ以上泣いても仕方ないので笑います。

そして、ゴダイゴの「ガンダーラ」を歌う。

思わず笑顔になるような歌を、歌いましょう。

何かがきっと、待っているのです。進め~♪


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