マウス画DE 『真珠の耳飾りの猫のタムラ』

2011年4月30日土曜日

お絵かきコーナー



みなさんこんにちは。「空ハチ土曜美術館」の時間です。

今日は札幌の「しょーもない画家」、タマネス・フェルメエエル氏

『真珠の耳飾りの猫のタムラ』の世界をご案内します。

明らかに名画をパクっています。

しかし、それこそが名画と向き合う技法と、フェルメエエル氏は語る。

「猫だってさ、名画を堪能したいんだよ、わかるかね」

自宅のアトリエで、彼はチョココロネパンを食べながら、

取材班には「こんぶ茶」をすすめてくれた。

さらに氏は、現代美術とのコラボと銘打ち、次の作品も同時制作した。


『真珠の耳飾りの猫のタムラ・現代変』


「いやあ、アンディ・ウオーホルっぽいでしょ?ねらったんだよー」

とフェルメエエル氏は笑った。こちらは失笑である。

しかし、その失笑すらも、氏のねらいであるという。

「全部計算されてるのよ、わたくしの作品は」

そんな氏の個展が、空ハチ美術館で明日まで開かれる。

今日と明日だけなんて、短くないですか?

「あのねー、アートはセミといっしょなの。一瞬なの。一瞬が永遠なわけ」

会場は混雑が予想される。電車できてください。

最後に、この絵のモデルになった猫を紹介してくださいと頼むと、


「猫のタムラさんだよ」

ヒトのように眠っている。


「写真は1枚目まで無料。2枚目から500円かかるから」

フェルメエエル氏は、2回目のシャッターを押したとたんに告げる。

取材班は、しぶしぶ500円を渡した。

きっと、こんぶ茶とチョココロネパンの代金だ。もう2度と来るか。

そんな、迷画の旅だった。


☆リアクションでプチ感想をどうぞ!明日は一日出かけるので更新はお休みです。空ハチ美術館を明日までお楽しみください。けっこうがんばりました(笑)マウスで描くのはむずかしい。