蓮田英夫の落ち込み★ライダー

2008年8月16日土曜日

文豪の日記

あれ?「文豪☆ライダー」じゃないの?と思ったみなさん。
あの、自らを文豪と呼び、ふんぞり返っていた蓮田の姿はどこに?
今日は、落ち込み★ライダーです。
☆も、★になっちゃってるよん。

6月に応募した、札幌市が主催の文芸賞の結果が来ました。

佳作・・・・・・・・でした。

去年は、優秀でした。

オリンピックで言うならば、4位です。メダル無しです。入賞ってことです。

去年は銅メダルだったのにな・・・・・。

去年より、いい作品を送ったつもり。

もう、表彰式も交流会も、行きたくないよ。他の佳作を受賞した方には本当に申し訳ない言い方をするけれど、僕の中では、文学ってスポーツなんだ。一位じゃなきゃ、大賞じゃなきゃ、意味が無いんだ。
だから、去年の優秀賞だって、意味があるのかわからない。うれしかったけど。

これから3本も文学賞に応募するってのに、やる気も、気力も、(同じこと言ってるな)水漏れバケツ。

前に、本で読んだことがある。「『僕って才能ないのかな』思った時点であなたに才能はない。才能のある人は、そういう発想がない。甘えるな」

僕も、この言葉が浮かびそうになっても、頭をふってかき消す。
僕は、大賞を受賞しない方法を学んだんだ。エジソン理論で行こう。

そんな僕に、タマさんは日記で紹介していたワインを開けてくれた。「おめでとう」のワインじゃない。早く文豪☆ライダーになってね、とつぶやいた。

追伸:このワイン、とっても美味い。10年熟成の深み、軽い口当たり。僕の理想の文体だ。