蓮田英夫の文豪☆ライダー⑫

2008年12月13日土曜日

文豪の日記

もう、ものすごく久しぶりすぎて、僕が存在していること、みんな知らなくなってしまったのではないだろうか。改めて自己紹介していいですか。

蓮田英夫(はすだひでお)ちょっと古風な名前だけれど、ステキな20代。文学青年。今年の文学賞成績は成績と言えないほど惨敗。来年に賭けてみる夢見る20代。
救いなのは、唯一入賞した文芸賞(札幌市が主催ね)の講評で、「来年もぜひ応募してほしい」と期待をもたれたこと。だからほら、がんばるべし。

みんなは、どんな小説が好き?今はケータイ小説の流行で、本を開くと横書きになっていてけっこう驚いた。僕は読めなかった。波に乗れない人間だ。
縦書きのいいろころは、今までそれが当たり前だということもあるけれど、自分のペースで読めることなんだよ。

気づいているだろうか、本当に面白い小説を読んでいる時、目で読んでいるんだけど、自分が全ての登場人物の役を担って、読んでいること。心の中に、舞台が出来て、そこでキャラが動くんだ。
だから、会話の部分を読んでいる時なんか、知らず知らず感情も読み方も瞬時に切り替わりながら読んでいるんだ。

だから、物語を自分のものにできるし、「面白い」ってことになる。
小説の映画化が、成功したかしないかは、自分の中に建てられた物語の舞台装置が、どれだけ映画化されたものとシンクロ(同調)するかってことだと思う。

今日は、妙に文学について語ってしまった。寒い季節だし、本を開こうよって言いたいだけだったんだ(笑)それじゃあ、また。