プチエッセイ3 鼻歌と呼吸

2010年2月15日月曜日

エッセイ

タマです。熱は下がりました。今夕食の準備をしていますが、味と匂いが全然分からないっ。

じゃがいもとにんじんのきんぴらを、お総菜にと作りましたが味の保証ナシ(笑)


久しぶりの風邪で、大切なことをまた知りました。

それは「息をすること、息を吐くこと」。

この3日間、ティッシュボックスを枕元に置いてびーびー鼻かみ女になって、のどドロップをじぃ~っとなめて、とにかく呼吸を楽にしたい、気がつくとそれだけ考えてました。

夜中、鼻が詰まって口で呼吸すると、自分の呼吸の音だけが聞こえます。

苦しいから、冷蔵庫のモーター音や、2階の住人の物音なんて耳に入ってこない。

自分の呼吸だけ。

すると、苦しいなかで、自分の身体が「生き物、動物」という感覚がはっきりしてくるのです。

書く、縫う、食べる、走る、どんな行為においても呼吸していないときはありません。

風邪が治っても寝る前、自分の呼吸を静かに聞いてみようと思います。きっと心が落ち着ちついて、自分に優しくなれる。そんな気がするのです。

風邪をひいた自分に腹を立てずに、「まあいいよ」という感じで、鼻歌を歌ってみました。鼻声の鼻歌も、なかなかいいものです。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ


☆↑ぜひブログ村ランキング応援バナーをぽちっと☆リアクションでプチ感想もどうぞ!