もしも猫のタムラさんが失恋した女子大生だったら

最近つきあいの悪いタム美。

♪　ピンポーン！　♪

友人Ａ：「タム美～！タム美～！いっしょにランチしようよ～！」

タム美：「うーん・・・眠たいなぁ」

友人Ａ：「学校も出てきてないじゃん。メールも返事少ないし」

タム美：「うん・・・」

友人Ａ：「ほら。ちゃんとごはん食べなきゃ。ね、外出ようよ」

・・・友人Ａのお家に到着・・・

友人Ａ：「ほら、カレーチャーハンで食欲もりもりっ！」

タム美：「・・・あんた、あたしネコよ・・・」

友人Ａ：「タ、タムミ・・・（汗）ごめん、忘れてた」

タム美：「あたし、食欲ないし・・・いいよ」

友人Ａ：「ねえ、タム美。あんた大五郎と別れたの？」

タム美：「・・・！なんで知ってるのよ」

友人Ａ：「大五郎が知らないコと歩いていたから」

タム美：「どこで見かけたの・・・」

友人Ａ：「ジャスコのカルディ・・・」

タム美：「ジャスコ・・・よく行ったなあ、二人で」

友人Ａ：「そこでこのカレー粉見つけたの。本場インド製で激ウマなんだ」

タム美：「あんた、二人の後つけてたでしょ・・・」

友人Ａ：「えっ、いや、だって本人確認しないとさ」

タム美：「もういいの、終わったのよ、あたしたち」

友人Ａ：「タム美、泣いてるの・・・・」

タム美：「カレーチャーハンが目に染みてんのよ。あたしネコだって言ってるじゃん」

友人Ａ：「ごめん、だって、涙の粒が・・・」

タム美：「あたし、もう大丈夫だから」

友人Ａ：「じゃあさ、カツオブシ食べる？『ＦＯＲにゃんこ』の高級品」

タム美：「にゃんこ言うな」

友人Ａ：「まあまあ、いいじゃない。あれ、いつものタム美が戻ってきた？」

タム美：「やっぱおやつはコレよね！」

友人Ａ：「ちょっとー、落ち着いて食べてよ！」

タム美：「もっといい恋して、もっといい彼氏見つけるぞ」

友人：「うん！大五郎の今カノ、人間だったよ！

見る目ないね、あいつ！！！」

☆☆☆☆

タマの一言：カレー粉は本当にウマイです。

あと、タムラさんの涙目は目薬の直後です（笑）。

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