蓮田英夫の文豪☆ライダー⑨

2008年9月14日日曜日

文豪の日記

おいおい、今月に入ってから、日記が全部タマさんじゃないかい?
我ら、遅れをとってはいけないのだ!!(タマさん以外のメンバーにハッパをかけている)

今日も、タマさんはワイルドホッグスしてきたみたいだよ。秋のぎりぎりまでライドオンするつもりか(笑)
運転できないのにねー。荷物なのにライドオン(笑)

さて、今日は閑話休題的に、「読書の秋」ですから、僕の本棚をご紹介します。

【僕の本棚~僕が僕を作ってきた歴史の一部として~】

「限りなく透明に近いブルー」「エーゲ海に捧ぐ」

これ、共通点は芥川賞受賞作。村上龍氏と池田満寿夫氏。

僕が中学生の時に読んだ。難しすぎて、当時は「ああ、この作者は、悩みが解決していないんだな」という結論を出して読み終えた(笑)
これがきっかけで、村上氏の「すべての男は消耗品である」シリーズと「69」が好きになりました。
池田氏は、画家であり陶芸家であり書家であり、そういうマルチなところが好きだ。

「愛してる」

鷺沢 萌 氏の短編集。短編ながら連作。主人公が語る文章で固定しながら、回りの人々がスピンオフ状態で登場する、僕の大好きな作品。
エッセイも好きだった。だから、突然他界したときは、ショックだった。

「寺山修司 少女詩集」

これは、どの世代の方が読んでも、男性女性問わない。とにかく読んでください。
うるおいがある、みずみずしい詩とはこの本のことを言うのです。

「周作塾 読んでもタメにならないエッセイ」

遠藤周作氏の爆笑エッセイ。ものすごいタメになる。男性向け雑誌の連載だから、男性に向かって書いているけど、女性が読んでもなお面白い。

日記が長くなるから第1弾はこのへんで!では、文豪は呑んで寝るぞ!