蓮田英夫の文豪☆ライダー⑭

2009年2月4日水曜日

文豪の日記

今日の札幌は、ものすごく明るい。雪さえなければ、初夏を思わせる空だ。蓮田です。
去年はとりとめもなく文豪日記を綴ってきたのだが、今年は何かテーマを持とうと思う。
もちろん、最終目標はみなさんに文芸賞受賞の報告と、出版(!!!)報告。
目標は、大きい方がいい。だって、誰にでもチャンスがある夢でしょう。表向きは(笑)

さて、文豪日記らしく、テーマは「こころの名作」これでいこうと思う。
世の中には世界中に名作がある。古典から現代、そして「こころの名作」。
他の人のこころには留まらなかった、けれど僕の胸からは離れなかった。そんな本。

と言っても、今日の一冊はいわゆる名作だ。T.ウィリアムズ著『ガラスの動物園』。
小説ではなく、戯曲形式で書かれた追憶の中のある家族の物語。ヒロインが大切にしているガラスの動物たちに象徴される、透明で壊れやすい―結果として壊れた―現代家族を描く。

一見、普通の家族なのに、娘の裕福な結婚を望んだり、息子の現実を見ないで息子と向き合っているつもりの母親。反発する息子。そして娘は・・・・・どんな現実を見せるのか?

「ただみんな、幸せになりたいだけなのに」。そんな思いが読後馳せる。

ところでみなさん、小説を読んだあと、ラストの「解説」を読んでいますか?意外に、著名人や芸能人が解説を書いていてまた別の読み物になっていますよ。面白くないのもあるけれど(笑)

では、次回!!(この連載人気出るといいんだけど)


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